当院内科は「甲状腺の病気」を専門に診療しています。
Our internal medicine departments specializes in thyroid diseases.
We do not provide consultation services for general internal medicine including those endocrine disorders other than thyroid diseases such as diabetes mellitus, growth disorders, pituitary, adrenal or ovarian dysfunction.

このサイトは甲状腺(内科)専用です。当院皮膚科の診療をご希望の方は、[akasu.or.jp]をご覧ください。
This site is exclusively for the thyroid gland (internal medicine). Please see [akasu.or.jp] if you would like to see our dermatologist.
診療時間
| 水 | 木 | 金 | 土 | |
| Wed | Thu | Fri | Sat | |
| 10:00〜15:30 | ● | ● | ● | ● |
受付時間は、水曜日から土曜日の10:00から15:30まで、お一人に30分の枠で診察しています。
日曜日・月曜日・火曜日および祝祭日は定期休診いたします。
Office hours are 10:00 am to 3:30 pm on Wednesday through Saturday.
Close on Monday, Tuesday, Sunday and Japanese National holidays.
再診よりも診療時間がかかるため、受付時間を15:00までとさせていただいています。書類記入などがありますので、予約時刻の5分ほど前にお越しください。
昼休み時間は特に定めておりませんので、勤務先の昼休みをご利用になりたい方は予約の際にその旨お伝えいただけばできるだけ対応いたします。
健診などの検査結果があれば、ご持参ください(最近の採血に甲状腺機能の判定に必要な項目が含まれていれば、初診の採血検査を省けます)。
紹介状はなくてもかまいません。
甲状腺専門医(赤須文人)が責任をもって診療にあたります。
診療予約
初診・再診ともに予約診療制です。予約の上でご来院お願いいたします。
Appointments are required for both initial and follow-up examinations.
オンライン予約(PC版・モバイル版)は、システムメンテナンス中のAM2時~4時は受付できません。
電話
03-5771-2083
当日の予約も受け付けます。
初診の方は10:00〜15:00の間で予約をおとりください。
PC版
* Online reservation is available only in Japanese.
モバイル版

* Online reservation is available only in Japanese.
モバイル版
* Online reservation is available only in Japanese.
待ち時間の短縮と丁寧な診察を両立できる医療体制維持のため、保険診療において選定療養の予約診療を導入しています。厚生労働省により、「予約に基づく診療」として認可されている保険外併用療法で、厚生労働省関東厚生局に届出済み(第26721号)です。
予約により受診され、一定時間以上(おおむね30分)以上の診療をおこなった方に原則として初診に限って予約料(最大5,000円)を選定療養費として請求させていただくことがあります。再診に関しては特別な場合(長時間のご相談など)を除き、予約料の請求はいたしません。
予約時刻から15分以上過ぎても来院されない場合(事前に遅れる連絡のあるなしにかかわらず)、次の時間枠の患者様の診療を開始することがあります。その場合、予約時刻から30分以上遅れて診療を開始することになることをご承知おきください。
アクセス

所在地
〒106-0032
東京都港区六本木7-18-12 シーボンビル6F
メトロハットの真向かいのビルです。
アクセス
- 営団地下鉄日比谷線:六本木駅
… 2番出口 徒歩1分 - 都営地下鉄大江戸線:六本木駅
… 4番出口 徒歩2分
営団丸の内線で霞ヶ関まで、日比谷線に乗り換えて六本木まで18分(乗り換え時間含む)。
またはJR有楽町駅から日比谷線乗り換えで六本木まで17分(乗り換え時間含む)。
大江戸線にて9分。
都営バス:EXシアター六本木前停留所で下車。
「JR浜松町から大江戸線に乗り換える方法」と「東急東横線から日比谷線への乗り入れを利用する方法」などがありますが、いずれの路線でも乗り換え時間をいれて30分前後です。
院長紹介
ごあいさつ


当院内科では、甲状腺の病気の診断と治療をおこなっています。
甲状腺の病気をもつ人は、たいへん多く、たとえば、女性の20人にひとりは、橋本病という甲状腺の病気をもっています。
また、女性が200人いればそのうち1人はバセドウ病にかかったことがあるか、これから発病する可能性があります。健診で1,000人の女性の甲状腺を注意ぶかく触診(指でさわって、コブがないか調べること)すれば、2人から3人の甲状腺の癌がみつかります。産後(特に三から六ヶ月後)に甲状腺の働きに異常がおこる女性も多いのです。
甲状腺は、甲状腺ホルモンという体を元気に、安定した状態に維持するホルモンをつくっている臓器です。甲状腺ホルモンが多すぎたり、少なすぎたりしたときの症状は、全身にいろいろな形であらわれます。
生理不順・疲れやすい・体重の変化・むくみ・動悸・手のふるえ・脱毛・便秘や下痢・複視など、特定の臓器との関連がつかみにくい症状がいくつかみられる場合には甲状腺機能の検査を受けることがたいせつです。
なんらかの症状があって医療機関を受診しても、甲状腺の病気と診断がつかずに別の病気とまちがえられて治療を受けていたり、診断がついても甲状腺専門医の意見をきくことができずにいる患者さんも多いようです。
当院では、甲状腺の病気で悩む患者さんに、わかりやすく説明をすることをモットーに予約制の診療をおこなっています。
また、全国の甲状腺専門医院の医師と、連絡を密にとりながら情報交換をしておりますので、転勤などの際にもスムースに治療を続けることができるように配慮しております。
海外への転勤の際にも、できるだけのお手伝いをいたします。
当院に甲状腺の病気で通院中に、甲状腺以外の気になる症状について専門医の受診をご希望の方には、信頼のおける医療機関や医師をご紹介いたします。
医学博士 赤須 文人
下線の用語は下記の解説をご覧ください。
“ごあいさつ” 内の用語解説
橋本病
橋本病日本人の名前がついた病気はいくつかありますが、橋本病がもっとも有名です。 橋本策(はかる)博士(1881-1934)がこの病気に気づき、明治45年にドイツの医学誌で報告しました。
橋本博士が単独でみつけたので、他の呼び名として慢性甲状腺炎という堅苦しいものがあるにはありますが、別の人の名でよばれることはありません。
世界中の医師がこの病気のことをHashimoto’s disease、つまり橋本病とよんでいます。
一方、同じ甲状腺の病気であるバセドウ病は、ドイツ人のバセドウ博士がみつけましたが、アイルランド人のグレーブス博士も別個に見いだしているため、異なる病名(バセドウ病、グレーブス病)で呼ばれるのと対照的です。 さらにマイナーですがパリー病、フライアー二病ともいわれます。
十年ほど前に、ニューヨーク州の小さな町で開かれた甲状腺の学会に出席しました。コーヒーブレークの時に、私がアメリカ人の医師との会話の中で慢性甲状腺炎(chronic thyroiditis)という言葉をつかったところ「なぜ橋本病といわないのか。 なによりもあなたは日本人ではないか。 私は慢性甲状腺炎などという病名はあまり好きではない」といわれました。
橋本病はおそらく、川崎病と並んで、日本人の名前が単独でつかわれている有名な病気です。
橋本策先生のご子息、金沢大学名誉教授の橋本和夫先生には、2000年に京都で国際甲状腺学会が開催された際、海外からの学会参加者十数名を私が京都から引率、奈良市で橋本和夫先生と合流後、市内の名所見学に案内いただきました。
川崎病を最初に報告した川崎富作先生(1925-2020)には、先生が日赤医療センター(東京都渋谷区)の小児科部長だった時代に、研修医として小児科をローテートしたときに教えをいただきました。
いずれも20年または40年以上前のできごとですが、有名な病気の発見者とのご縁はいつになっても宝物です。
橋本病はバセドウ病と同じく、自己免疫現象という身体の中の異常なできごとによっておこる病気ですが、原因はいまだに不明です。 頻度の高い病気で、圧倒的に女性に多く(男性の10倍)、女性の10から20人にひとりはもっています。 ちなみに毎年2月になると悩まされる人が多い花粉症は、地域によって異なりますがおおむね5人に1人の頻度です。
橋本病では甲状腺が腫れることが多いのですが、かなり大きくなっていても本人が気づいていないこともあります。 腫れは甲状腺に慢性の炎症がおこっているためで、例外はあるものの、ゆっくりと痛みもなく本人の知らないうちに進みます。バセドウ病では「自己抗体」が甲状腺を刺激して本来必要な以上の量の甲状腺ホルモンを甲状腺がつくってしまいます。 一方、橋本病では、自己抗体によって甲状腺が少しずつ破壊されていきます。そこで50歳くらいからしだいに甲状腺の働きが悪くなり、その結果甲状腺ホルモンが足りない状態になってきます。
人によっては出産後に甲状腺の働きが悪くなったり、炎症の起こった甲状腺から甲状腺ホルモンが漏れてくるために甲状腺機能亢進症状がでたりすることもあります。
同じ橋本病であってもその程度はさまざまです。ほとんど治療の必要もない状態が30年以上も続くものから、ただちに治療をしないと命にかかわる粘液水腫性昏睡まであります。
(赤須文人著 甲状腺の病気とつきあうQ&A 講談社より)
バセドウ病
この病気をみつけたバセドウ(Basedow)という医師の名前がこの病名の由来です。バセドウはドイツ人ですが、他にグレーブス病、パリー病などとも呼ばれます。英語圏ではグレーブス病の方がよくつかわれます。
バセドウ病は甲状腺が甲状腺ホルモンを必要以上につくるようになってしまう病気です。自己免疫現象という異常が患者さんのからだの中でおこり、そのためにふつうならからだにない、TSH受容体抗体という異常物質がつくられるからです。このTSH受容体抗体によって甲状腺が無理矢理にはたらかされ、必要以上の甲状腺ホルモンが血液の中にふえてくるために、いろいろな症状がでてくる病気がバセドウ病です。
なぜTSH受容体抗体がつくられてしまうのかはまだよくわかっていません。甲状腺ホルモンがからだのなかで必要以上につくられてしまう病気のことを甲状腺機能亢進症といいます。日本ではその9割以上はバセドウ病が原因です。
甲状腺ホルモンはからだの新陳代謝を調整するホルモンなので、多すぎることによって心臓は脈を速くうち(頻脈)、皮膚は汗をたくさんつくり(多汗)、食べても食べても太らないという状態になります。暖房装置についているサーモスタットが故障して、部屋の温度がどんどん上がってしまうのに似ています。
甲状腺ホルモンのおよその量を測れるようになってから40年くらいたっていますが、それ以前にはいろいろな方法で新陳代謝の測定をして、バセドウ病の診断をしていました。さらにそういった検査もない昔は、症状から診断するしかなかったのです。
バセドウ病の症状として有名なものにメルゼブルグの三微(さんちょう)というのがあります。これは甲状腺が腫れていて、眼が出ていて、脈が早いという三つがそろっているもので、典型的なバセドウ病の症状が出そろっていると考えてよいものです。メルセブルグの三微のあるバセドウ病は、発病してからある程度時間がたっているものが多く最近ではあまりみることがなくなってきています。しかし三つがそろっていなくても、どれか一つがあれば、血液検査を受けて甲状腺ホルモンの量を測ってもらうのがよいでしょう。
(赤須文人著 甲状腺の病気とつきあうQ&A 講談社より)
甲状腺腫(腫れている甲状腺のこと/ほとんどは癌ではない)
甲状腺腫という聞きなれない言葉には戸惑いを感じることと思います。次にそれが甲状腺に問題があると知らされて、癌ではないかと心配になってしまうかもしれません。
はじめてきく言葉、ましてそれが自分の体の一部に異常があることを意味するとなれば最悪の事態が脳裏をかすめるとしても無理はありません。
実は甲状腺腫は単に腫れた甲状腺を意味しているだけで、最終的な病名ではないのです。
甲状腺が腫れるのには多くの原因があります。ですから甲状腺腫がある時には、まずその原因を調べる必要があるのですが、実のところ癌である確率は非常に低いのです。
ひとことでいえば、患者さんが初めて甲状腺腫という言葉を聞いて心配する癌は皮肉にも甲状腺腫の原因となる順位でいうと最下位になるのです。
甲状腺ホルモン
ホルモンとはなんでしょうか。
ホルモンはヒトが体の中でつくりだす、ごくわずかな量で体に非常に大切な影響を及ぼす一定の働きをもった物質の総称です。
成長ホルモン・副腎皮質ホルモン・女性ホルモン・男性ホルモンなど、その名前にホルモンとつくものは、もちろんホルモンにちがいありません。そのほかにも体の中でつくられて、ほんのわずかな量で効果をだすことができて、ヒトや動物が生きていく上で重要な物質はすべて広い意味でのホルモンと思ってよいのです。
ちがった物質をまとめてホルモンと呼ぶのは、ちょうど自転車も車も飛行機も「乗り物」というのと同じです。多くのひとが、乗り物といえば自動車を想像するでしょう。ホルモンという名前をきいたとき女性ホルモンを連想する人が多いでしょう。同じ乗り物でも、飛行機と客船が違うようにホルモンでも女性ホルモンと甲状腺ホルモンは全く違う役割をもった物質なのです。役割がちがうだけでなく、化学物質としての構造も全く異なるのです。
甲状腺ホルモンについてはのちほどその働きを詳しくおはなしいたしますが、とりあえず女性ホルモン・成長ホルモンあるいは副腎皮質ホルモンなどとは全く別の物質だと理解していただき、ホルモンという共通の言葉にまどわされないことが大切です。
甲状腺機能の検査
甲状腺の働きは、甲状腺ホルモンという化学物質をつくり、それを脳からの指令によって常に一定の量になるように血液に分泌する、という単純な作業です。
脳からの指令のレベルは甲状腺刺激ホルモン(TSH)を、甲状腺ホルモンのレベルは甲状腺ホルモン(フリーT4)を測定することになります。
このふたつを測定することが、もっとも簡単に甲状腺の働き(機能)をみる検査ということになりますが、健康診断や人間ドックでの血液検査にこれらの項目が入れられていることは、あまりありません。
担当医師
赤須 文人
(あかす ふみと/Fumito Akasu)
経歴
| 1981 | 信州大学医学部卒業 |
| 1981 | 日赤医療センター内科 |
| 1983 | 山梨医科大学(現山梨大学)医学部第三内科 |
| 1986 | 同上 文部教官 |
| 1989 | カナダ オンタリオ州立ウェレスリー病院(トロント大学医学部Robert Volpe教授)内分泌研究室 |
| 1991 | 山梨医科大学(現山梨大学)医学部復職 |
| 1992 | 医学博士 (主論文はアメリカ内分泌学会誌 Journal of Clinical Endocrinology and Metabolismに掲載) |
| 1993 | 日赤医療センター 内分泌内科 |
| 2000 | 六本木にて開業 |
資格その他
- 医学博士
- 日本内科学会認定内科医
- 日本甲状腺学会専門医
- 日本甲状腺学会功労評議員
- 日本甲状腺学会認定専門医施設
- 日本内分泌学会代議員
- 日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
- アメリカ甲状腺学会会員
診療可能外国語
英語
著書


いずれも講談社から出版され、特に『甲状腺の病気』は多くの方に支えられて第14刷まで至ることができました。現在はすでに廃刊となり、入手できませんのでご了承ください。
